2012年05月31日

朝食廃止法案

食事改革は単なる肉体のデトックスではなく、
想念のデトックスに繋がらなくては意味がない。

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断食はどの宗教にも共通する修行法だが、
イスラム教では病人や妊婦や幼児などの特例を除いて、
ヒジュラ暦(イスラム暦)の9月に1ヶ月間の半断食が全信徒に
義務付けられ、夜明けから日没まで飲食は一切禁止とされている。

イスラム教の断食には、次の3つの理由がある。

@空腹に耐えることで、絶対神アッラーへの帰依を高める。
A基本的本能を自制することで、他のあらゆる欲望の制御ができる。
B全信徒が同じ時期に断食することで、連帯感や団結力が高まる。


宗教的な苦行は、苦しむことが目的ではなく、
肉体感覚の欲望を抑制する事によって、
霊的真理に開眼しようとするアプローチである。
苦は目的ではないが、プロセスとして必要でもある。

先に言っておくが、獣は読者に長期間の激しい
飢餓感を伴う本格的な断食を勧めているわけではない。
あくまでも無理なく食事改革していくことが大切である。

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イシハラクリニック院長の石原結實氏は、
『超健康法』の中で1日のメニューを紹介している。

朝:ニンジン・リンゴジュース コップ2杯 + 生姜紅茶(黒砂糖入り)1杯

昼:生姜紅茶(黒砂糖入り) 2杯

夕:ビール 大ビン1本 + 焼酎 1〜2合
ご飯、味噌汁、納豆、魚介類

そして、小腹がすいたら生姜紅茶を飲むか、
チョコレートかクッキーを1〜2個つまむというもの。
46歳までは、昼は毎日とろろそばを食べていたが、
毎日ジョギングしているにもかかわらず、その頃から太ってきたし、
昼間は出版社の記者が毎日取材に来られるようになったので、
その方々と一緒に生姜紅茶を2杯飲んで昼食とするようになった。

しかし、幼少期の虚弱体質は影をひそめ、56歳の今日、
毎日3〜4キロのジョギングに週3〜4回のウエイト・トレーニング
(ベンチ・プレス100キロ、スクワット150キロ挙上)をし、
病気知らずの「超」健康体を保っている。
健康診断では何の異常もないし、常備薬もない。


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チョコレートやクッキーは感心できないが、
石原氏は基本的に夜の一食ということになる。

『日月神示』にも次のように示されている。

「腹へったらおせよ。二分は大親に臣民腹八分でよいぞ。
減らんのに食べるでないぞ。
一日一度からやり直せよ。ほんのしばらくでよいぞ」


石原氏は今は二日に一食にシフトしていっているそうだが、
現代の多くの人は急に1日一食にするのも厳しいかも知れない。

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まずは、石原氏の話の続きを見てみよう。

「腹八分に病なし、腹十二分に医者足らず」という諺があるが、
いかに粗食をしても、食べ過ぎると病気をするし、
肉・卵・牛乳・バターなど「生活習慣病」の元凶とされる
欧米型の食物中心の食生活でも、少食なら病気をしないことを、
三十余年の医師生活から、患者さんを通して学ばせてもらった。

「私は、有機農法で栽培された野菜や果物しか食べません。
食品添加物を含んだ食物は一切摂りません」という人でも結構、
ガンをはじめ種々の病気を患って来院されることもあるし、
「野菜や海藻は大嫌い、豆腐や納豆などの豆製品や豆類も嫌い。
朝から肉や卵やサラミとパン……」という人でも、
少食で長生きした人を何人も知っている。
コーカサスのセンテナリアンたちは、決して「食べすぎをしない」と言い、
日本のセンテナリアンたちのうち「腹八分が若い頃からの習慣」という人が
70%もいるのだから、「超」健康・長寿への「食べ方」は、
まず「食べすぎない」ことが肝要であることがわかる。

「食べないと体力がつかない」と一般に思われているが、
それはウソで、「体力がある人がたべられる」のである。
体力がない人が、胃腸だけ力があるということはありえない。
体の一部に胃腸があるのだから。
4000年以上も前のエジプトの碑文に、次のようなものがあるという。
「人は食べる量の四分の一で生きている。他の四分の三は医者が食べている」
食べすぎるからこそ病気になり、医師が食べていけるということを、
皮肉を込めて述べているのだろう。


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少食になればなるほど食事内容が重要になるはずだが、
穀物菜食主義で腹いっぱい食べるよりも、
肉食で少食の方が健康には良いということである。
もちろん、穀物菜食の少食は更に優秀だが……。

石原氏の話の続きを見てみよう。

「腹八分に病なし、腹十二分に医者いらず」なら、
「十二分−八分=四分」、つまり1日の食事の三分の一を減らせば、
病気はたちまちなくなることになる。
よって現代人は、「一食抜けば病気にならない」ということになる。
その一食は、「朝食」を抜くことが、生理的に一番適っている。

「朝食は何が何でも食べなければ健康に悪い、
1日のエネルギーが出ない」という考え方が支配的だが、
日本で一番力を出さなければならない職業の人たち=力士は、
朝ひと口も食べずに3〜4時間の猛稽古に励む。
よって、「朝食べないと力が出ない」というのは、俗信といえる。

人体の生理現象には「吸収は排泄を阻害する」という鉄則がある。
つまり、食べすぎるとそれを消化するために
胃や小腸など上部消化管に血液が集中するため、
排泄の臓器である大腸(直腸)や腎臓などへの血流が少なくなり、
排泄機能が低下する。
逆もまた真なりで、吸収をさせないと排泄が促進されるのである。

誰しも夕食後、とくに睡眠中は物を食べないのだから排泄機能が促進し、
起床時は吐く息がくさい、目やにや鼻汁が溜まっている、
尿の色が濃いという排泄現象が旺盛なわけである。
目やに、鼻糞、汗、帯下など、ほとんどの排泄物は、
血液中の汚れが外に出てきているのだから、
朝は排泄をよくして血液をキレイにし、
病気を防ごうとする自然治癒力が働いている時間帯と考えてよいだろう。

朝は排泄の時間であることを考えると、食べないほうがよいわけである。
ただし、脳や筋肉の細胞はほぼ100%、他の細胞も96%までは、
そのエネルギー源を糖分だけに依存して生きている。
よって朝食は、胃腸に負担をかけず、糖分と、ついでに水分、
それにビタミンやミネラルを補うものとして、
紅茶に適量のすりおろし生姜(汁)と黒砂糖かハチミツを入れて作る
生姜紅茶を1〜2杯飲むことを提唱する。

こうして、多くの人の支持を得られたのが、「石原式プチ断食」だ。
ただ40歳も過ぎて、体のあちこちにガタがきはじめたり、
種々の生活習慣病に悩んでいる人は、ニンジン2本、リンゴ1個から
ジューサー(ミキサーではない)で作る生ジュースを飲むとさらによい。


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ニンジン2本とリンゴ1個は栄養の取り過ぎなのでお薦めしないが、
熱海断食道場の牧内泰道氏も、
『断食パワー超健康法』で同じようなことを述べている。

朝は大きい便りの大便が排泄される。
朝は小さい便りの小便が濃い。
それは排毒する時間帯だからだ。
この排毒する大切な時間帯、悪い体内の毒を出そうという
体内エネルギーが働いているときに、朝飯を食べると、
吸収しようとする働き、入れるエネルギーが逆作用してしまう。
道場では、昔からスタッフも朝飯はとらない。
そのおかげで全員がすこぶる体調がよい。
研修に来ている人も同様である。
朝は排毒を促進する「排毒飲み物」をとる。
冷え性の人、朝の体温が低く、36度5分ない陰性体質の人には、
体を温める陽性な飲み物を少々与える。
肉などのタンパク質をふんだんにとって肝臓を傷めているような人、
陽性な病気の人に対しては、やや陰性な物を飲ませるのである。


肥田春充は基本的に三食だったが、朝食を摂らないことも多かったという。
それは、その方が快調だからである。

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甲田光雄監修の『家庭でできる断食健康法』でも、
朝食抜きの生活が推奨されている。

毎日断食する方法

断食の中で一番簡単なものといえば、毎日行う午前中の断食と言えましょうか。
一般に断食を行うとすれば、少なくとも1日以上の断食を考えるのが
常識のようですが、しかし毎日行う午前中の断食もあってよいと思います。
いわゆる朝食抜きの昼・夕二食主義を習慣とするわけです。

ところが、午前中の断食と言うと、もっともらしい顔をして耳を傾ける人でも、
朝飯抜きの1日二食として勧められると、強い反発を表す者が少なくありません。
これは「朝食抜きは健康に悪い」と、盛んに現代医学者たちが、
新聞やテレビなどで警告されているからでしょう。

しかし、1日二食と言っても、その内容をよく検討してみなくてはなりません。
現代医学者が問題にしているのは、1日三食の食事量を
二食にまとめて食べてしまうという、その食べ方にあるわけです。
例えば、1日の総摂取熱量が大体2300キロカロリーの成人男子がいるとします。
この人が1日三食主義で、朝食に700キロカロリー、
昼と夕は共に800キロカロリーを平均として食べているとしましょう。

ところで、この食事パターンを変えて、朝食を抜いて1日二食主義として、
昼食に800キロカロリー、夕食に1500キロカロリー、合計2300キロカロリーの
食事量を食べることになると、これは確かに問題となる食事法と言えます。

1日の総摂取熱量を一定として、それを何回に分けて食べるとよいか、
チェコスロバキアのファブリー氏らの研究が報告されております。
それによりますと、1日の総摂取カロリーが同じとすれば、それを何回にも
小分けにして食べれるのが健康上、好ましいということになっております。
従って1日二食主義で2000キロカロリー食べるよりは、これを1日三食主義か、
または四食主義で小分けにして食べた方がよいということです。

これはテレビやカラオケなど、夜の娯楽が増えるに従って、
夜のまとめ食いをする人も多くなり、その結果として肥満とか糖尿病、
心筋梗塞などの成人病が増えてきたことに対する警告でもあるわけです。
このような夜のまとめ食いについては、筆者も強く反対する立場にあります。
だから、このような1日二食主義は、やはりお勧めするわけにはまいりません。

健康法の1つとして、夜食をしないことが挙げられるのも、もっともなことです。
夜遅く腹一杯食べてすぐ寝床に入ってしまうのはいけません。
西勝造先生も、夜の十時以降の空腹を楽しみながら
勉強に励みなさいと教えておられるではありませんか。

ところで、筆者のお勧めする「午前中断食」という1日二食主義の場合は、
前述の二食主義とは違って、夜のまとめ食いをしません。
従来どおりの夜の食事量でやっていくのです。
1日2300カロリーを三食主義で朝・昼・夕の三回に分けて食べていた者なら、
朝食の700キロカロリーを抜いたら、昼と夕それぞれ800キロカロリーとして、
1日1600キロカロリーという少食でやっていくことになります。
このような食事になってこそ、午前中の断食が効果を発揮するのです。

夜に朝食を抜いた分も合わせて1500キロカロリーもまとめ食いをしたのでは、
午前中の断食にはなりません。
午前中に断食状態になってこそ、意義があるのです。
それはマイナス栄養学として、人間の健康を論ずる上で欠かすことのできない
重要な問題を提供することになります。

まず第一に、断食中には体内の老廃物排泄能力が活発になるということです。
この老廃物を体外に出すということは、
栄養を体内に取り入れると同様に健康上大切であります。
人間が健康生活を続けるためには、毎日毎日、
体内で生成される老廃物を完全に排泄する必要があります。
この老廃物が断食という空腹時に最もよく排泄されるということを、
よく知っておかなければなりません。
これについては『断食・少食健康法』の中で説明しておきましたから、
それをご参考ください。

従って、老廃物が完全に排泄されるまでは
断食しているのが一番よいということになります。
そして、老廃物がすっかり排泄され、体液が綺麗になったところで
栄養物を取り入れるというのが、自然の順序でありませんか。
やはり、まず出すことが先で、入れるのはその後からです。

これは電車でもエレベーターでも皆そうです。
中に乗っている者が全部出てしまってから、
外にいる者が入るという順序になっております。
もしこれが守られず、途中から外にいる者が押し入ったら、
中で混乱が起こるのは当然のことです。

この理屈がわかったら、午前中はまず断食をして
老廃物を体外へ完全に排泄するように取り計らい、
それから昼と夕に栄養物を取り入れるべく食事をするという順序が、
いかに正しいものであるかが納得されるでしょう。
このような自然の法則を無視して
朝から栄養を入れることだけを考えた食事パターンが、
本当に間違っているのだということに気がつかねばなりません。

現在はしかし、至るところで朝食抜きの害が論じられ、
「朝食はその日の大切なスタミナのもとだから、
栄養のあるものをしっかり食べるように」と勧められておりますが、
このような常識なるものが、いかにいい加減なものであるか、
よく知っていただきたいと思います。


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ところが、「石原式基本食」では、肉や魚介類、油料理を含めて、
夕食は何を食べても良いという。

夕食は何を食べても良いのだから、減食によるストレスを感じずにすみ、
そのために、ほとんどの人が難なく続けられる。
このプチ断食により、1ヶ月で3〜5キロの減量に成功される人はザラだし、
中には、半年で22キロ痩せたという人もいらっしゃる。
それは、このプチ断食により、大小便の出がよくなる。
発汗がよくなるなど、排泄がよくなるからだ。
排泄がよくなると、血液も浄化されるので、
種々の病気や症状が改善してくることも多い。

拙著『朝食を抜くと病気にならない』を読まれた読者から、
「肩こりや頭痛が治った」「リウマチの痛みが軽減した」
「喘息の発作が軽くなった」「血圧が下がった」
「肝機能値が改善した」「糖尿病がよくなった」
「脂肪肝や高脂血症がよくなった」「生理不順や生理痛が改善した」
「肌がキレイになった」などの手紙をたくさんいただいた。


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何を食べても良いなら、今まで朝・昼・晩で摂取していたカロリーを、
昼と夕の二食でまとめ食いしても良いということになる。
更に、夕食だけは従来以上の邪食・過食をしても良いという理屈になる。
極論言えば、毎晩 焼き肉食べ放題でも良いということになる。

だが、まとめ食いは現代栄養学も甲田氏も指摘している悪習慣である。
相撲取りが1日二食で太るのも、その原理である。
また、相撲取りがあれだけの過食をして脂肪を蓄えているにも関わらず、
難病になる人が少ないのは朝食を抜いているからだと言えるかも知れない。

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いずれにしても、「石原式基本食」でも病気の改善やダイエットの
体験談が数多くあるので、とにかく「朝食を抜く」ということが重要なのだ。

また、朝食を抜いて痩せたという人や、著しい病気改善を体験した人たちは、
きっと夕食は従来通りだったのだろう。
また、夕食も従来通りの食事量でやっていく方が効果は高いはずだ。

つまり、下手な食事療法よりも、今の食事内容で
朝食だけ抜く方が健康効果が高いということになる。
「朝は排毒の時間帯」ということからも、それは納得できる話である。

つまり、腹八分目で1日三食の食事をするよりも、
夕食は好きなものを食べてでも、朝食を抜く方が良いということなのだ。

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『西式健康法入門』には次のように書かれている。

私たち日本人の間では「朝ご飯を食べない人間は不健康だ」
ということが一般的にいわれています。
ところがその一方で、塩を取りすぎている、コレステロールが危険だ、
カロリーも多すぎるということが心配されています。
この矛盾の原点は、現代の食生活が非常に豊かになったことにあります。

食べ物が変わり、種類も豊富になりました。
こうした食事を1日三食もとっていれば、
体を動かす機会の少ない現代人が栄養過剰状態になるのも当たり前。
ところが食生活の「決まり」は「1日三食、ある程度のものを食べなさい」
という常識に支配されているのです。

日本人が三回食べるようになったのは元禄時代からだという説があります。
人類の歴史から見れば、ごく最近の習慣にすぎないのです。
ふつうの人は、夕食後はあまり働かずに就寝します。
そのため、夕食の栄養素は消化吸収され、
朝起きたときには血液には栄養が充満しており、
午前中の活動には何の問題もありません。

一方、午前中は腸管が食物の残りを排出しようとし、
腎臓も吸収した栄養素の同化作用をしたり、
分解成分を尿に分離排泄する時間です。
この間、胃や小腸は休養しています。
こうした排泄と休養の時間に栄養をとるのは、体の摂理に反する行為です。

朝食の廃止によって、神経質やリウマチが軽快したり治ったりするのは、
腎機能が100%働く為、筋肉や関節に停滞していた毒素が排除されるからです。
朝食を廃止すると、午前中の尿量が増え体重が減少します。
これは、停滞していた毒素の排泄が活発になり細胞組織が浄化され、
毒素を薄めていた水分が逃げて組織が締まり、一時的に体重が減少するからです。
つまり、むくみがとれるわけです。

気をつけなければならないのは、二食主義は朝食を抜くからいいのであり、
ほかの食事を抜いたのではマイナス効果であるということです。
朝晩を食べて昼を抜くと、腎臓の排泄機能も三食の場合より悪くなります。


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獣は「水飲み健康法」を推奨しているが、
石原氏は「水毒」を指摘して水分摂取の制限を説いている。
だが、神泉組でも書いた通り、それは代謝機能の問題であり、
それを改善する為には骨格矯正などもあるが、
「朝食を抜く」ということでも改善されるということだ。

また、昼食を抜いた二食主義では駄目だと書かれているが、
『日月神示』には次のように示されている。

「臣民一日に二度食べるのざぞ、朝は日の神様に供へてから頂けよ、
夜は月の神様に捧げてから頂けよ、それがまことの益人ぞ」


これについて解説すると、昔の人は日の出前に起きて、
畑仕事などをして昼前に朝食をしていたそうだ。
つまり、起きてから何時間も経って、昼頃に朝食をしていたのである。
これは「朝食抜き」と言っても良いだろう。

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引き続き、『西式健康法入門』から引用させてもらう。

朝食抜きは太る?
これも常識的によくいわれることです。
その例として最もよく引き合いに出されるのが相撲取り。
彼らは朝食抜きで二食しかとらないので消化吸収がよく、
だから太るのだという説です。

しかしちょっと考えてみてください。
相撲取りの場合、問題なのはメニューと食べる量ではないでしょうか。
ふつうの食事よりカロリーの高いものを、ふつうの人の何倍も食べる。
これで太らないわけがありません。
その事実を抜きにして、「朝ご飯を食べない」という部分だけを
クローズアップするのは、あまりにもナンセンスな話です。

ただ、朝食抜きの二食主義が消化吸収能力を高めるのは確かです。
それなら、量を減らせばいいのです。
すなわち、二食主義だからといって三食分食べるのではなく、
ごくふつうの量にすれば、トータルの食量が少ないにもかかわらず、
十分栄養が賄えるということです。
消化吸収能力がいい状態で、二食分のふつうの食事と量をとる。
これが、最も理にかなった食生活だといえるのではないでしょうか。


医学博士の渡辺正氏も「朝食有害説」を唱えている。
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ここで少し分析してみよう。
「朝食を抜くことでトータルで腹八分」になるということだが、
朝食を抜くと「消化吸収能力が良くなるから二食で三食分の栄養を賄える」
ということは、結局は今まで通りの栄養を摂取しているということになる。

もし今、1日三食を腹十分食べているとした場合、
理想は朝食を抜いた上で腹八分にすることである。

医学博士の佐藤富雄氏は、朝食を辞めることで
人生が変わってビジネスも成功すると説いているが、
同じく、医学博士の牧内泰道氏も、
朝食抜きや断食で手相や人相が変わることを主張している。

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食事改革のプロセスとして、まずは「朝食抜き」が課題となるが、
それについて、引き続き「西式健康法」を見てみよう。

朝食廃止法

●効 能

ほとんど全ての慢性疾患に有効な方法で、健康生活の基本となるものです。
とくに胃弱、胃酸過多、胃潰瘍、その他の胃腸病、神経痛、リウマチ、頭痛、
肩凝り、便秘、慢性下痢、全身倦怠、その他どこといって疾患はないが
何となく元気がなく疲れやすい、といった病気や症状に効果があります。
まずは何をおいても朝食廃止の二食主義を実行する必要があります。

●方 法

最初から朝食を完全にやめて、昼と夕の二食にしても構いません。
しかし、長年の習慣などから、朝食をすぐにやめることができない人は、
少量のパンやお粥などに変え、徐々に廃止していくようにしましょう。

朝は、水以外はとらないのが理想。
味噌汁や牛乳、果物、コーヒー、紅茶、
お茶などもとらないほうがいいのです。
太陽が中天に達する正午までは、
水以外のいかなる食品も飲料も我慢して下さい。
これが正式な朝食廃止法です。

カロリーの不足を心配して、朝の分を昼と夕に補ってしまったのでは、
朝食廃止の効果は十分に現れません。
すなわち、朝10、昼10、夕10の食事をしていた人は、
朝食をやめたからといって昼15、夕15にするのではなく、
昼10、夕10のままで差し支えありません。

食事は絶対量が問題なのではなく、体内で吸収される量が問題です。
どんなにたくさん食べても、吸収率が悪ければ、
胃腸に余計な負担をかけるばかりです。
朝食を廃止すると、消化吸収率がよくなるため、
あえて食事の量を増やす必要はなくなります。
栄養が十分な上に、腎臓機能も正常となり、長患いを忘れ、健康が増進します。

朝食廃止の二食主義は、健康になることはあっても、
このことで体が悪くなるようなことはありません。
何はともあれ、まず実行に移して効果を確かめてみてください。


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〈注意〉

@朝食廃止の初期には、午前10時頃になると頭がフラフラしたり、
力が出ないように感じたりすることもあります。
また、体重が減ったりするかも知れません。
しかし、これは長年の悪習慣を破り、正しい状態に戻る為に
心身が浄化されている時期なので、がまんして乗り越えて下さい。
お腹が減った時は、生水を飲んで下さい。

A朝食の廃止は、健康に与える効果は計り知れないほど大きいですが、
速効性のあるものではありません。
早い人で1ヶ月、普通は3ヶ月で効果が実感できるようになります。
半年もすれば、ほとんどの人が朝食が有害で今までよく食べていたものだ、
という印象をもつようになります。

Bこの健康法は、年齢などにあまり関係なく効果があります。
発育盛りの子供でも、高齢者でも、乳児をもつ母親でも差し支えありません。
乳児の場合も、午前10時半頃までは、
なるべくミルクを与えない習慣をつけるといいでしょう。
幼児のおやつも、午前10時半まではやらないようにします。

C朝食廃止を勧めると、「お昼は何時から食べていいのか」
と質問をする人がいますが、これは人によって違います。
朝5時から起きて新聞配達をしている人と、午前10時ごろ起きる人とが、
同じ時間に昼ご飯を食べるというのは不自然です。
肝心なことは、お腹が空いたら食べるということです。

この場合、ただ習慣として食べたいのか、
それとも本当に体が欲しがっているのかを見極める必要があります。
理想的な食事は、たった一つしかないのではなく、人によって違います。
個人の差があって当然なのです。
あなたに合った食生活のパターンを自分でつくり上げて下さい。


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半日断食とは、食事の間隔を18時間以上 空ける断食法である。
夜18時に夕食を食べて、翌日の正午に昼食を摂れば半日断食となる。
つまり、朝食の習慣をヤメることが食事改革の第一歩なのだ。

石原氏のインタビューによると、コーカサスの100歳長寿者は、
夕食は20時頃で、昼食は14時頃だという。
ちょうど18時間の「半日断食」を実践していることになる。

人それぞれ生活のリズムが異なるので、
「朝食」という言葉は適切ではない。
普通は朝に起きて夜に寝る生活なので、
「朝食を抜く」という表現がされているのだ。

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昼の仕事をしている人の朝起きる時間は、
職業によって様々だと思うが平均すると6時頃だろう。
そして、12時から昼休みというのは、ほぼ共通している。
そうすると、平均して6時間くらいということになる。
正確に「6時間ちょうど」にこだわることはない。

要は、起きてから数時間は排泄の時間なので、
起床後、6時間くらいは食事をしないことが理想なのだ。
従って、寝ている人間を食事の為に起こすのは、
「プチ殺人」とも呼べる罪であり、
それが毎日ともなれば大罪であることが分かるだろう。

最近 多くの人が口を揃えて朝食の批判をしているが、
少し前に立ち読みした本にも同じようなことが書かれていた。
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ヒマラヤの聖者たちは基本的に殆ど食事をしない生活をしている。
ある人がヒマラヤの聖者を訪ねて弟子入りを懇願したが、
食事が与えられないことに対して不満を言った時のエピソードが、
『あるヨギの自叙伝』に載っているので紹介しておこう。

「もし私が、自分の空腹を全く口に出さなければ、
誰も私に食べ物をくれる人は居ません。
それでは私は飢え死にするよりほかありません」

「それなら死になさい!死ぬほかなかったら死になさい。
お前は自分が食べ物の力で生きていると思っているのかね?
お前は神の力で生きているのだということを忘れてはいけない。
あらゆる食べ物を創造し、我々に食欲を与えて下さったお方は、
我々が生命を維持していくことができるように、
たえず配慮していて下さるのだ。
自分の生命が、米や、金や、人間の力で支えられている
などと決して考えてはいけない。
もし神が、お前の生命の息吹を引き揚げてしまわれたら、
そんなものは何の役に立つ?
それらは単なる神の道具にすぎないのだ。
お前の胃の中の食物が消化するのは、
お前の持っている何らかの技術によるのかね?
よく考えてみなさい。
目先の現象に惑わされず、根本の実体を悟りなさい」


人間の本質が「霊」であることを理解していれば、
食事によってエネルギーを得る必要はなくなってくる。
少なくとも、朝食を抜いて餓死することは有り得ないことで、
栄養失調やエネルギー不足になることもない。

汝の朝食メニューを指定する!
http://new-mu.seesaa.net/article/309870485.html
posted by ZERO at 23:33| Comment(6) | 食育革命と超人進化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
朝食は元々食べない生活でしたが、今後も続けます。(忍)

朝食を食べないことくらいは、誰でも苦も無く実践できると思うので
簡単ですね!!
Posted by 破地獄の種子 at 2012年06月01日 11:14
「2012年ゾンビが蘇る」予言が当たりだしてきましたね。
「共食いとなるぞ」と日月で言ってるのはこのことでしょうか・・
粗食で自分も頑張ってますよ!ありがとう

http://news.2chblog.jp/archives/51692986.html

もう一つ。 日本人の心が甦るように。
この記事を。

http://poyoland.jugem.jp/?day=20120522
Posted by 末裔 at 2012年06月01日 19:03
ハズさん、末裔さん、朝食抜きと粗食の実践、誠に有り難う御座います。
Posted by 獣 at 2012年06月02日 16:27
以下の文章を加筆しました↓

石原氏のインタビューによると、コーカサスの100歳長寿者は、
夕食は20時頃で、昼食は14時頃だという。
ちょうど18時間の「半日断食」を実践していることになる。
Posted by 獣 at 2012年06月02日 17:22
閣下、こちらこそ感謝いたします。(礼)

閣下の新しい記事を読んで、朝食が日課の人には
いきなり抜くことは苦でもあることを認識して
簡単ですね!!とコメったことを反省しております。(謝)
Posted by 破地獄の種子 at 2012年06月02日 18:01
ハズさん、僕らにとっては朝食を抜くことぐらいは朝飯前ですけどね(笑)

末裔さん、こんなニュースがありました↓

【6月1日 AFP】米メリーランド州ボルティモアで、大学生が同居していた友人を殺害し遺体の一部を食べる事件があったと、米メディアが5月31日報じた。
地元紙ボルティモア・サンによると、この大学生はモーガン州立大学に通うアレキサンダー・キニュア容疑者(21)。
容疑者の兄が被害者の頭部と手を発見したことから警察が家宅捜査を行い、29日に同容疑者を逮捕していた。
報道によるとキニュア容疑者は31日、警察の取り調べに、ルームメートの男性を殺害して遺体を解体し、脳の一部と心臓全てを食べたと自供した。
警察は30日、動機不明のままキニュア容疑者を第1級殺人で訴追したという。
北米ではこの1週間、猟奇的な殺人事件が相次いで起きている。
カナダでは郵便物から人間の手足が見つかる事件があったが、これに絡み国際刑事警察機構は31日、カナダ人ポルノ俳優を国際指名手配した。
この俳優にはボーイフレンドを殺害して遺体を解体し、その様子をビデオに収めた容疑がかかっている。
また米フロリダ州マイアミでは26日、若い男がホームレス男性の顔を食いちぎり、警察に射殺される事件が発生している。


ごめんなさい 許して下さい 愛してます 有り難う御座います 感謝します
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Posted by 獣 at 2012年06月03日 11:13
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