2012年11月06日

アセンションの準備A

内観の重要性はご理解頂けたと思うが、それだけでは片手落ちである。

内観のルールである身調べは、「断食」を伴ったものだった。
釈迦やイエスよりも、断食と内観瞑想によって悟りを開いている。

だからと言って、断食を強要しているわけではないが、
少なくとも、解脱を目指す修行者にとって食の節制は基本である。
ヴィパッサナー瞑想の合宿でも、簡素なベジタリアンの食事で、
正午以降の食事は禁止されている。

「身魂磨き」という以上、肉体の浄化は重要で、
好きな物を好きなだけ食べながら意識進化を図ることは難しい。

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「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」という言葉があるが、
肉体を造っているのは食べ物である。
肉や油料理を食べたり、過食をすると血液を汚すことになるが、
血とは「霊」のことである。

霊を古語で「チ」と読むが、古代人は血と霊の関係を理解していた。
従って、血液が汚れると霊性が低下することになり、
健康な精神や思考ではなくなるのである。

水を飲んだり特定の栄養素やサプリメントによって、
血液をサラサラにすることはできても、
食べ物によって造られる血液の質を変えることはできない。

血液がサラサラでも動物性で造られた血液であることには変わらず、
それによって造られる細胞もまた動物性によって造られるのである。

動物性食品には核酸(DNA)が多く含まれているが、
それらを食べるということは、牛や豚、鳥や魚の遺伝子で
自分の肉体を造っているということになる。

牛虎の金神
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『日月神示』には次のように示されている。

「牛の物食べると牛のようになるぞ。猿は猿、虎は虎となるのざぞ」

テーラワーダ仏教協会のスマナサーラ長老は、
次のようなことを書いている。

ある日、Facebookを覗いていると、
“human beings and tigers
tigers do not prey on their own kind”
(人類と虎。虎は自分と同じ種族を獲物にしません。)
というキャプションを添えた写真を見かけました。
人間は他の動物と違って、同じ種族を獲物にして「共食い」をしている。
人間の愚かさを表すために言われる教訓です。
でもこれはなぜなのでしょうか?
動物も極限に飢えれば共食いするケースはあるでしょう。
しかし、国家間の戦争、宗教間の戦争、民族紛争、
政治的な内戦、企業間の熾烈な競争、経済的な搾取など、
人類は食うに困らなくても常に「共食い」をしている珍しい種族です。
ブッダの教えは超人法"uttari manussa dhamma"と呼ばれます。
お釈迦様は、人類が抱えるこの「種としての深刻な病」を
根本的に乗り越える道を示しました。
仏教は共食い動物である人類が学ぶべき「共存学」なのです。
中東諸国で頻発している宗教暴動や、
日本との領土問題を契機にした中国での激しい反日暴動など、
私たちの周囲でも、きな臭い「共食い」の雰囲気が漂っています。
今一度お釈迦様の教えから、人類が共存の道を歩む為の智慧を学びましょう。


これは、2012.11.17(土)に新宿で行なわれる講演会、
『仏教は「共存学」〜「共食い」の連鎖を乗り越えるブッダの超人法〜』
の案内文だが、興味がある方は参加してみても良いだろう。
http://kokucheese.com/event/index/56367/

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なぜ、人間は共食いをするのか……。

「四ツ足を食ってはならん。共食いとなるぞ。
草木から動物生まれると申してあろう。
臣民の食べ物は、五穀野菜の類であるぞ」

「日本人には、肉類禁物ぢゃぞ。
今に食い物の騒動激しくなると申してあること忘れるなよ。
今度は共食いとなるから、共食いならんから、
今から心鍛えて食い物大切にせよ」


副守護神を改神させる為に最も効果的な方法が断食だが、
動物性食品を断って腹八分以下の食事に抑えることにより、
副守護神は徐々に改神していくことになる。

肉食の弊害
http://kemono666.seesaa.net/article/270876124.html
恐怖の動物性食品
http://kemono666.seesaa.net/article/270950032.html
動物性タンパク質の有害性
http://kemono666.seesaa.net/article/270985138.html
動物食の排除による超人進化
http://kemono666.seesaa.net/article/271071639.html

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生長の家の創立者・谷口雅春氏は、次のように述べている。

副守護神が改心し、先天的憑依なる正しき守護神が
吾々の肉体を守護するようになると肉体の精神状態が
すっかり浄化され、嗜好も一層人間らしくなります。
鎮魂の主要目的は副次の憑霊を改心せしめて、
正位の守護神の主権を回復することであって、
その目的さえ達すれば、一切の病癖は随伴的に回復します。
従って病癖に対する対症的暗示若しくは説得は不要であります。
鎮魂帰神の施法中審神者は決して酒を飲むな、淫欲を貪るな、
四足獣の肉を食うななどと、憑霊に対して命令はしませぬ。
しかし霊が帰順すれば何の暗示も与えずに大酒が飲めなくなり、
淫欲は恬淡となり、四足獣の肉などは全然食べられなくなります。
単に大本の名称を聞いただけで霊が帰順してそれ以後肉を食べれば
忽ち三日位下痢を続けて消化器を洗濯される人などもあります。
それ故霊が帰順すれば霊そのものが神界の規則に従って生活して行くから、
何の暗示も説得もなくして獣肉類が食べられなくなるのです。
吾々の現在意識は憑霊の意識との複合せるものでありますから、
憑霊が肉を食べたいと思えば自分が肉を食べたくなり、
憑霊が手淫をしたくなるならば自分が手淫をしたくなるのであります。
自分が肉を食べたいのか、狐が肉を食べたいのか、自分は人であるのか、
人が狐であるのか−大抵の人はそうした倒錯した生活を送っています。


中矢伸一氏は次のように述べている。

谷口雅春氏ほどの人物であっても、初期の頃は狐霊などの
低級霊に憑依され、想念を狂わされていたのである。
現代の人間は副守護神の活動が旺盛で、外流の影響を強く受けており
同一波調を持つ低級な霊界との感応を起こしやすい状態にある。
現代人では、動物霊に憑依されていない人はほとんどいないと言っても、
言いすぎではないだろう。
副守護神は物欲や性欲、権力欲、闘争欲などを支配する。
このため、副守護神が活発に働いている人が多い社会は、
物質的な生産活動や経済活動が促進される。
そういう社会的傾向が主流になると、文明は著しい発達を見ることになる。
しかしその反面、霊的(精神的)な向上への道は閉ざされ、
高級なる霊界からの直接的な流れである正流が受けられないため、
いつまでたっても正守護神に復帰できず、
ましてや本守護神にまで位が上がることなどは不可能となる。
副守護神により生み出された文明は、短期的には目覚しい発展を見せるが、
やがて行き詰まり、悲惨な末路を辿ることになる。


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肉食が共食い(競争・争奪・闘争・戦争)の原因である事が分かるだろう。
それは物質文明を発展させる為の「御用の悪」として働いてきたわけだが、
物質文明の完成期に入り、アクエリアスの時代に差し掛かっている今、
調和や共生の時代エネルギーに反する肉食主義者は淘汰されることになる。

『日月神示』には次のように示されている。

「臣民の食べ物は定まっているのざぞ。
いよいよとなりて何でも食べねばならぬようになりたら虎は虎となるぞ。
獣と神とが分かれると申してあろがな。縁ある臣民に知らせておけよ、
日本中に知らせておけよ。世界の臣民に知らせてやれよ」


単純な話、肉食をすれば獣となり、肉食をやめれば神となるということだ。
その真意は、菜食者は「ポジティブな世界」に移行し、
肉食者は「ネガティブな世界」に移行する傾向が強いという警告である。

食事改革が如何に重要であるかが分かると思うが、
自分が実践するだけではなく、周囲の人々にも伝えていく義務がある。
食事改革には決断(意識改革)が必要で、苦が伴う事は否定できないが、
その苦を味わうことによって、副守護神は改神していくのである。

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苦を味わう事は目的ではないが、釈迦やイエスなどの聖者は、
悟りを開く過程でその欲望(悪魔)に打ち勝つ体験をしている。
かく言う獣も例外ではないから断言できることである。

輪廻を解脱する為には煩悩を滅却する必要があるが、
あらゆる煩悩のもとになっているのが「食」であり、
食をコントロールする強い意志が要求されるのである。

副守護神が改神して心身が正常になれば、
食事の嗜好が変わって肉や油料理などは好まなくなり、
自然に少食になってくるものなのだ。

食事改革の目的は、あくまでも「快」の追求である
ということを覚えておいて頂きたい。
但し、急に無理な食事改革をすると反動が起きて失敗する為、
焦らず感謝の気持ちで徐々に改善していくことが必要である。

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まずは腹八分目にすることを大条件として、
必ず50回噛んでから飲み込む習慣をつけることである。

食事は「身魂磨きの神業」であり、
テレビを視ながら食べるのは不謹慎で、
会話なども極力控えるべきである。
話をするなら50回噛み終って飲み込んでからである。

正しい食事の仕方は、心の中で「ひふみ祝詞」を
唱えながら咀嚼することが基本中の基本となる。

「一二三の食べ物に病無いと申してあろがな、
一二三の食べ方は、一二三唱えながら噛むのざぞ、
四十七回噛んでから呑むのざぞ。これが一二三の食べ方、頂き方ざぞ。
神に供えてからこの一二三の食べ方すれば、どんな病でも治るのざぞ。
皆の者に広く知らしてやれよ。心の病は一二三唱えることによりて治り、
肉体の病は四十七回噛むことによりて治るのざぞ。
心も身も分け隔てないのであるが、判るように申して聞かしているのざぞ、
取り違い致すでないぞ」

「遠くて近いもの一二三の食べ方してみなされよ。
運開け、病治って嬉し嬉しと輝くぞ。
そんなことぐらいで、病治ったり、運開けるくらいなら、
人民はこんなに苦しまんと申すがそれが理屈と申すもの。
理屈悪と申してあるもの」

「食べるには噛むことぞ。噛むとはかみざぞ。
神に供えてから噛むのざぞ。噛めば噛むほど神となるぞ」

「一二三の食べ方心得たら、今度は気分ゆるやかに嬉し嬉しで食べよ。
天国の食べ方ぞ」


「ひふみ祝詞」を唱えるのが嫌なら50数えれば良い。

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そして、食事中に十分な水分(生水)を摂取すること。
食養などでは、胃酸が薄まるから控えるように教えているが、
そのような心配はない。

むしろ、食物繊維の多い食事をしていたとしても、
食事中の水分摂取が少ないと便秘になりやすく、
そちらの方が遥かに有害となる。

アルコールは水分を奪うので、食事中の酒も厳禁で、
食事をする時は食事をする、酒を飲む時は酒を飲む、
というメリハリをできるだけつけた方が良い。

水分を摂取しながら、十分な咀嚼をして時間をかけて食べれば、
従来の半分の食事量で腹八分目くらいになってくる。
尚、食事に30分以上かけると消化吸収の働きの問題で有害となる。

食事中の水分補給とアルコール摂取について
http://japan666.seesaa.net/article/148551088.html

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米は白米でも良いが、それとワカメの味噌汁で十分で、
オカズは少なければ少ないほど健康的である。
動物性食品は極力減らして、回数も減らしていくことである。

注意すべきは、肉や魚や卵が嫌いになる為に、
嫌いになるように自己暗示をかけると、
「好き・嫌い」という二元を作って中真から外れることになる。

動物性食品は人間の食べ物ではないことを理解し、
心身の健康を害するという知識と理性的な判断力を持った上で、
本能的に不快を感じて食べたくなくなるのが自然で、
健康的な証拠だと言えるだろう。

好き嫌いを超越した上で、心身に不適切で不快だから
摂取しないというのが健全で正しい認識である。
「適切・不適切」「快・不快」も二元だが、
食事改革を進めていく上では判断しなければならない。

超健康を獲得して食を超越した次元に到達すれば、
「適切・不適切」「快・不快」の二元もなくなり、
死に至るような毒物を摂取しても平気になる。

そのような超人的な心身を獲得する為には、
食事改善による「我慢」は避けて通れぬ関門であり、
肉宮を清浄にしていく努力に喜びを持って実践あるのみである。

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獣は人々が無理なく食事改革を進めていけるように、
第1ステップとして「半日断食」を提案している。
半日断食とは朝食を抜くだけの食生活だが、
朝食を食べる習慣のある人は最初は苦痛だろう。

決断すれば朝食をやめることくらいは簡単なことだが、
とりあえず獣は「甲田式八大断食」のメニューを提案している。
それを徐々に減らして、午前中は水か白湯だけで過ごすのが良い。

だからと言って、昼や夜にまとめ食いをしては何にもならない。
断食をすることを思えば、どれだけ楽で有り難い事かを実感する為に、
3日間程度の断食を体験することもお勧めしたい。

そして、「食事改革」と「内観」が身魂磨きの原点であることを
常に自覚しておく必要があるだろう。

朝食廃止法案
http://kemono666.seesaa.net/article/272468906.html
汝、朝食を抜くべからず!
http://kemono666.seesaa.net/article/272902079.html
甲田式8大断食
http://kemono666.seesaa.net/article/273061253.html

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ヒトラーは、肉食、酒、煙草を一切やらなかったが、
「それは単なる健康上の問題ではなく、心の奥底からの信念である」
と語っている。

食事改革は心身の健康を得る為だけの独善的な目的ではなく、
環境問題や食糧問題の解決、世界平和の実現に繋がる
「慈悲の実践」であるという認識を持つことによって、
地球的目標の意識に拡大し、食事改革を貫く強い意志が生まれる。

副守護神が改神し、体内毒素が抜けて心身が健康になってくると、
粗食に歓喜を感じるようになり、そこに本当の感謝が生まれるのだ。
好きな物を好きなだけ食べることが当たり前の食生活では、
本当の意味で感謝の念など持ちようがないのである。

好き放題の食生活は副守護神を喜ばせているだけで、
人間の本当の喜びではなく、心身の異常を引き起こすだけである。
それだけならまだしも、環境破壊や戦争の元凶になっているのだ。

食べ物が肉体を造り、健全な肉体に健全な精神が宿るという意味で、
食事の内容は重要なのだが、食品そのものも精神に影響を与えている。
また、食事が「神業」ということのもう1つの意味は、
粗食による歓喜と感謝が意識進化の修行そのものだということである。

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問題は、家族の理解が得られない場合、
家族に食事改革を強制することはできない。
ヒトラーも、妻や側近たちに肉食の禁止を強要しなかった。

だが、自分だけが食事改革をすると調和を欠くという考え方もある。
しかし、周囲の人間の有害な食事に合わせることは悪調和であり、
それに汚染されて共に堕落するのは愚の骨頂と言えるだろう。

神の神殿である肉宮に有害物質を取り入れない事は人の務めだが、
肉宮の浄化は大宇宙の浄化でもあるということを忘れてはならない。
新しい世界を創造する革命家としての自覚を持つならば、
まずは自分が食事改革の模範を行動で示していく以外にはない。

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冬至までにできるだけチャレンジしてもらいたいのが七号食である。
白米でも構わないが、発芽玄米か緑玄米だけで10日間過ごすのだ。
その他の副食は一切禁止で、ワカメや野菜1切れも禁止である。
塩はOKだが、当然ながら味噌汁も駄目である。

米と塩だけで10日間過ごすのはキツイと思うかもしれないが、
断食をすることを思えば何の苦もないはずである。

みどり玄米の生産者のBL研究所の冨田哲秀氏は、
20歳の時に「人間の煩悩の原因は食にある」と気づき、
それ以来、玄米食家で、20年前から食養指導を始め、
多くの慢性疾患を改善に導いてきた実績を持っているという。

機密資料には資料には次のように書かれている。

「その昔、釈迦やキリストが悟りを開くために実施したのが、
実は7号食だったそうです。
余計な物を省いた100%の食事は、精神面を充実させ、物質欲を減少させ、
肉体的には体内の老廃物を除去し、血液を浄化するのです」


10日間の7号食が厳しいと思うなら、週に1日だけ実行するとか、
毎日1食だけ7号食にするとか、バリエーションは様々である。
詳細は、獣までお問い合わせ頂ければ幸いである(実は米屋でもある)。

玄米と白米の効果と害
http://kemono666.seesaa.net/article/271465780.html
汝、グリーライスで食い改めよ!
http://kemono666.seesaa.net/article/272012407.html

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『日月神示』によると、食事改革は「開運」にも繋がるという。

「遠くて近いもの一二三の食べ方してみなされよ。
運開け、病治って嬉し嬉しと輝くぞ。
そんなことぐらいで、病治ったり、運開けるくらいなら、
人民はこんなに苦しまんと申すがそれが理屈と申すもの。
理屈悪と申してあるもの」

「一椀とって先ず神に供えよ。親にささげよ。
子にささげよ。腹八分の二分はささげよ。
食べ物こそは神から、親から与えられたものであるぞ。
神にささげずにむさぶるからメグリつむのぢゃ。
メグリが不運となり、病となるのぢゃぞ。
運ひらくのも食べ物つつしめばよい言つつしめばよい。
腹十分食べてはこぼれる。運はつまってはひらけん。
この判り切ったこと何故に判からんのぢゃ」

「ささげるからこそ頂けるのぢゃ。
頂けたらささげると今の人民申しているが、それが裏腹と申すもの。
衣類も家も土地も、みな神からいただいたのでないぞ。
あづけられているのであるぞ。人民に与えられている物は食べ物だけぢゃ。
日の恵み、月の恵み、地の恵だけぢゃぞ。
その食べ物節してこそ、ささげてこそ、運開けるのぢゃ。病治るのぢゃ。
人民干ぼしにならん。心配無用。今の半分で足りると申してあらうが」

「理屈捨てよ。捨ててやってみなされ。
みなみな気づかんみち、気つかん病になってゐるぞ。
憑き物がたらふく食べていゐことに気づかんのか。
食べ物節すれば憑き物改心するぞ。
先づ百日過ぎたら一年を、三年続けたら開運間違ひなし。
病も無くなってうれしうれしとなるぞ。
三年目、五年目、七年目ぞ、めでたいなあ、めでたいなあ」


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水野南北という江戸時代の観相家も同じことを説いている。

「人の運は食にあり」と啓示される

江戸時代中期の頃に生きた水野南北は、
日本一の観相家といわれ、「節食開運説」を唱えた人物である。
いわゆる霊能者と呼ばれる類ではないが、その人物史を見てみると、
霊妙不可思議な出来事に何度も遭遇している。
幼児の時に両親を失って孤児となり、鍛冶屋をしていた叔父に引き取られるが、
性格はすさみ、10歳の頃から飲酒を始め、喧嘩ばかりしていたという。
そして18歳頃、酒代欲しさに悪事をはたらき、入牢するに至っている。
だが、牢内での生活を通じて南北は、人相について興味深い事実を発見する。
罪人として牢の中にいる人の相と、普通に娑婆生活を送っている人の相の間に、
明らかな違いがあることに気づくのである。
これがきっかけとなり、南北は観相家というものに関心を持つようになった。

出牢後、当時大阪で名高かった人相見を訪れ、自分の相を見てもらった。
するとなんと、「剣難の相であと1年の命」と宣告されてしまった。
愕然とした南北が、助かる方法はあるかと問うたところ、
その唯一の方法は出家であると言われた。
南北は天下稀に見るほどの悪相・凶相の持ち主だったのである。
そこで禅寺を訪れて入門を請うが、住職は南北の悪人面を見、断ろうと思い、
「向こう1年間、麦と大豆だけの食事を続けることができたなら、入門を許そう」
と告げた。
助かりたい一心の南北は、この条件を忠実に実行に移す。
港湾労働者として従事しながら、1年間、麦と大豆だけの食事を実践する。

こうして1年が経過し、約束通りのことを実行した南北は、
禅寺の住職のところへ行く途中に、再び例の人相見を訪ねてみた。
と、この人相見、南北の顔を見るなり驚いて、
「あれほどの剣難の相が消えている。貴方は人の命を救うような、
何か大きな功徳を積んだに違いない」と言った。
南北が、食事を変えて1年間貫き通したことを話したところ、
それが陰徳を積んだことになって凶相を変えてしまった、というのである。

これで禅寺に行く必要のなくなった南北は、自分も観相家の道を志そうと決意し、
諸国遍歴の旅に出た。水野南北、21歳の時である。
南北はまず髪床屋の弟子となって、3年間人相を研究し、
続いて風呂屋の手伝いをして、やはり3年間、全身の相について研鑽を深め、
さらに火葬場の作業員となり、ここでも3年間、死人の骨格などを詳しく調べ、
人の運命との関連について研究を重ねたという。

この修業時代に南北は、相学の淵源は仙術にありとの思いから、
仙師を求めて深山幽谷に分け入ったりしている。
そして25歳の時、奥州の金華山山中でようやく求める仙人と出会うことが叶い、
100日間に及んで相法の奥義を伝授されているのだ。
この仙師は、「これすなわち相法の奥秘にして寿を保つの法なり。
たとえ俗人といえどもこの法を行なう時は寿命百歳に至り
なお天気に至ること自らやすし」と教えたという。
仙道には、食について厳格な規則がある。
その理想とするところは、不老不死である。
相法の奥義も、病まず弱らない体のまま長寿を全うすることにあるとすれば、
「運命(長寿)」と「食」とを関連づける両者の接点は大いにあると考えられる。

さらに南北は後年、そのことを確信させる神秘な体験をしている。
おそらく50歳頃のことであったと思われるが、彼が伊勢神宮へ赴き、
五十鈴川で21日間の断食と水ごりの行を行なった際、
豊受大神の祀られている外宮で、
「人の運は食にあり」との啓示を受けるのである。
豊受大神は、五穀をはじめとする一切の食物の神で、天照大神の食事を司る。
南北は、「我れ衆人のために食を節す」という決意のもとに、生涯粗食を貫いた。
その食事の内容とは、主食は麦飯で、副食は一汁一菜であった。
米は一切口にせず、餅さえも食べなかった。
また若い頃はあれだけ好きだった酒も、
1日1合と決めて、けっしてそれ以上は飲まなかったという。

このような食生活を、盆も正月もなく続けたのである。
南北はひどい凶相で、短命の相の持ち主であり、
長生きしたり成功する相などは持ち合わせていなかった。
しかし、食を慎んだことで運が開け、
健康のまま78歳まで生き、大きな財を成したのである。


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悪童だった南北は、「剣難の相であと1年の命」と宣告され、
助かりたい一心で1年間、麦と大豆だけの食事を実践した結果、
人の命を救うような大きな陰徳を積んだことになって、
凶相を変えてしまったという。

伊勢神宮で21日間の断食と水ごりの行を行なった際、
豊受大神の外宮で「人の運は食にあり」との啓示を受け、
「我れ衆人のために食を節す」という決意のもとに、
麦飯と一汁一菜の食生活を盆も正月もなく続け、
健康のまま78歳まで生きて大きな財を成したのである。

自分の為に食事改革を決心して実行したのだが、
人の命を救うような大きな陰徳を積んだ事になり、
運が開けて財を成し、当時にしては長寿を全うしたのだ。

先ほど、食事改革は独善的ではなく、地球の為に……
ということを書いたが、あれは人間的な視点で書いただけで、
真の意味での自分本位であればそれでも構わない。
矛盾しているように思うかも知れないが、
詳細は以下の記事をお読み頂ければご理解頂けると思う。

運命を変える食事改革
http://kemono666.seesaa.net/article/271202832.html



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posted by ZERO at 17:50| Comment(2) | 六六六神示 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんはー

獣さんのブログのおかげで日月神示を知ることができた本当にありがとー
というかブログを書いてくれて感謝してる。獣さんが大好きだ〜


俺は子供の頃、人間が食べなくても生きていける動物を食べることに疑問だった。
けど世間はかまわず肉食してるし俺もあまり気にしないようになった。
個人的には人間が自然に肉食をしなくてよくなると嬉しい。

前にも書いたけど俺の食はめちゃくちゃでカップ麺を毎日食ってる
改める気はない(笑)。


Posted by 相場師 at 2012年11月06日 22:45
相場師さん、お久しぶりです〜

そして有り難う御座います^^

毎日カップ麺を食べてる相場師といえば・・・
ジェイコム君と僕の師を思い出します^^;



Posted by 獣 at 2012年11月07日 22:05
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